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2006-10-12

コメント

yoshi

ありがとうございます^^
不思議なものでドナーになる時に「すぐに必要とされそう。」っていう確信に近い予感がしていたので、ドナーの適合のお知らせがあっても、あまり驚きませんでした。
きっとこれは運命というか、必然というか・・・^^
だからあまり不安はなかったのです。
でも、説明書を読んでいたら、あまりにも正直に書いてあって死亡例まで書いてあって・・・一瞬ビビりました(゚▽゚;)

すでに神様にこの事を通して色々な事を考えさせてもらって、感じさせてもらっています^^
痛い事が大嫌いな私ですが、幸い全身麻酔との事なので安心しました。
健康には自信がありますが、これから体調管理などなどしていかなければいけませんね^^
お祈りありがとうございます♪

Hiroshi

HLAが適合するのは珍しいことです。

HLAの発現は遺伝子のよってコントロールされているので、普通は親族、特に親や兄弟なら確率は多少ありますが、他人になると、適合すること自体が奇跡だと思います。

私個人的には、よしのも不安があるとは思いますが、神から与えられた奇跡のお手伝いをすると思って、この世の誰かの力になっていただければ、私も本当に嬉しいです。

ただし、よくよく説明をうけて、自分ひとりではなく家族みんなで納得して喜んで受けていただけると、なおも幸いです。遠い空のかなたから、お祈りしています。

yoshi

ここでの質問です。
このHLA適合の可能性というのは
よくあること・なのですか?
HLA適合するのは珍しい事なのでしょうか?

早速なのですが、コーディネーターと話を進めています。
どうやら患者さんは急いでいる人みたいです。

Hiroshi

コメントが長くなるのをお許しください。

HLA適合とは、「あなたが患者さんが骨髄移植をしたら、他のヒトよりも拒絶反応が少ない可能性が高い」ということを意味しています。

まず、HLAとは、ヒト白血球抗原の省略したものです。

ヒトの体は自分以外のものを避ける特有の自己防衛反応をもっています。拒絶反応は、その代表みたいなもんです。
骨髄移植をするとは、別の言い方では他のヒトの骨髄をもらうということ。そこには当然、拒絶反応がおこるわけです。

この拒絶反応をある程度検査で予測することができます。その一つがHLAというものです。

つまり、HLA適合とは、「あなたと患者さんが骨髄移植をしたら、他のヒトよりも拒絶反応が少ない可能性が高い」ということを意味しています。言い返せば、移植が成功する確率が高いともいえます。

実は、私も骨髄移植財団に登録してあります。本当に残念なのですが、渡米の数週間前になってHLA適合の知らせがきたのです。その時は、家族で話し合い、泣く泣く断念しました。

研修医の頃に、一人の白血病の高校生の主治医になりました。骨髄移植しか助かる方法がなく、治療しながらドナー(提供者)を待ったのですが、結局移植できずに亡くなってしまいました。何もできなかった自分が本当に悔しく、ドナー登録をしました。
しかし、ようやく少しでも罪滅ぼしができると思ったのに、またできなかった。これまた、悔しかったですね。

私の思い出話はともかく、家族でよく話し合って決めてください。
私の父の専門ですので、聞いてみるといいかもしれません。

では。

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